従業員には会社が負担してでも資格を取らせるべき?売上増直結の資格まとめ

従業員には会社が負担してでも資格を取らせるべき?売上増直結の資格まとめ

【記事更新 】

2021/04/12

従業員が資格を持っているかどうかは人材価値を大きく左右するポイントです。建設業では業務によって資格が不可欠になることがよくあるため、有資格者は入れる現場が多くなります。そのため、会社としては資格を持っている従業員を抱えて多様な依頼を受けられるようにするのが合理的と言えるでしょう。

ただ、会社が費用を負担してまで従業員に資格を取らせるべきかと悩むケースもあります。その判断を下すためには費用対効果が上がるかどうかが大きなポイントでしょう。

確かに建設業に関わる資格の中には売り上げに直接関連するとは言えないものもあります。しかし、受注できる依頼の幅を広げ、単価を上げるのに役に立つ資格もたくさんあります。この記事では多くの建設業者と取引をしてきたファクタリング会社として、売り上げアップに直結する資格を紹介します。

建設業に関連する、売上UPに貢献する資格

建設業の資格というと建築士や土木施工管理技士、電気工事施工管理技士などを想像する人も多いかもしれません。しかし、建設業で本当に売り上げに直結する資格は他にもたくさんあります。誰もが知っているような資格でも、売り上げになるとは簡単には言えないのです。

ここでは特定の現場に入って作業をするための資格や、特定の作業を指揮するために必要な資格として有用なものをピックアップしました。この有資格者が従業員の中にいることで請け負える依頼の幅が飛躍的に広がります。

玉掛け技能講習・特別教育

玉掛け技能講習・特別教育は現場での玉掛け作業にプロとして従事する上で欠かせない資格です。クレーンを使って荷物を吊るときに荷物とクレーンをつなげたり外したりする作業をするには玉掛け技能講習か特別教育が必要になります。規模が大きな建設現場では十分な人数を確保する必要があるので、従業員に取得させておく価値が大きいと言えます。

技能講習を受ければ1トン以上の取り扱いが可能になりますが、1トン未満なら特別教育で問題ありません。技能講習を修了するとクレーン運転の資格を取得する際に一部の科目の受講が免除されます。さらに資格を取得して幅広い業務に携われる人材を育成するという観点からも、玉掛け技能講習はメリットのある資格と言えます。

建築物等の鉄骨組立て等作業主任者技能講習

建築物等の鉄骨組立て等作業主任者技能講習は、鉄骨の建物を取り扱う上で現場指導できる人材を確保するのに重要です。高さが5m以上ある鉄骨の組み立てや解体、鉄骨の建物の変更の作業をするためには有資格者が主任者として現場にいなければなりません。中型以上の鉄骨造の建物に対応するには有資格者を抱えるのが必須と言えます。

建築物等の鉄骨組立て等作業主任者技能講習を受ければ主任者になれます。ただ、建築物等の鉄骨組立て等作業主任者になるには鉄骨に関連する業務経験が3年以上あることが求められるので注意しましょう。学歴などによっては2年の作業従事経験で済む場合もあるので、取得させたい従業員の経歴に応じて受講可能かどうかを判断する必要があります。

とび技能士

とび技能士は1級から3級に分けられている資格で、とび作業をする上での流れや一通りの技術を身につけていることの証明になります。建設現場で欠かせないのが足場の組み立てや解体で、とび技能士が活躍する現場としてよく知られています。とび技能士試験では実技が重視されており、目測能力や小屋の組み立て技能も必要とされます。

また、スペシャリストがいる会社として高い評価を受けるには高い級のとび技能士を抱えていると効果的です。二級とび技能士になるには実務経験が2年、一級とび技能士になるには7年必要になります。優秀な従業員に目を付けて資格を取得させると会社の価値を高めることに直結するでしょう。

鋼橋梁架設等作業主任者

鋼橋梁架設等作業主任者は高さ5m以上、または支間が30m以上の橋梁の架設や解体、変更などの作業をする際の主任者を担うために必要な資格です。このような現場では作業主任者の選任が必須なので、社内で有資格者を確保できているかどうかで請け負える仕事に大きな違いが生じます。

鋼橋梁架設等作業主任者の資格取得には橋梁の上部構造の架設などの作業に3年以上携わった経験が求められます。学歴による優遇も設けられているので、従業員の中から適任者を見つけてみてはいかがでしょうか。

フォークリフト免許

フォークリフト免許は1トン以上のフォークリフトを運転するのに必要で、労働安全衛生法によって定められている国家資格です。現場での荷物の運搬に欠かせないフォークリフトですが、1トン未満では大きな現場では対応するのが困難です。1トン未満なら特別教育を受けるだけで運転可能ですが、技能講習を受けて免許を持っている従業員がいると大きな現場に対応しやすくなります。

フォークリフト免許の取得には学歴や職歴などの条件がありません。そのためもともとフォークリフト特別教育を受けていた人に取得させる方法もありますが、未経験の従業員に講習を受けてもらっても費用対効果は上がるでしょう。

アーク溶接作業者

アーク溶接作業者はアークを使って溶接する作業をするのに必要な技術を労働安全衛生法に基づく講習を受けて修了した人です。アーク溶接は金属構造物の溶接の基本技術なので、鉄骨造の建設現場などに入る際に有用な技術です。

アーク溶接作業者の資格は18歳以上なら取得できます。広範囲の現場で活躍できる従業員に育てられるので、早い段階で受けさせておくのが賢い判断でしょう。

ガス溶接作業者

ガス溶接作業者はアセチレンなどのガスを使って溶接する技術を労働安全衛生法で定められている講習で学び、修了した人を指します。ガス溶接もアーク溶接と同様に金属構造物の溶接に欠かせない技術の一つなので、ガス溶接作業を正しく行える人材が従業員にいると入れる現場が広がります。ガス溶接の方が熱に弱い素材の溶接もしやすく火花も散らないメリットがありますが、ガスを取り扱うのでそれ自体にリスクがあり、アーク溶接との使い分けが重要です。

ガス溶接作業者もアーク溶接作業者と同様に18歳以上なら資格取得が可能です。アーク溶接作業者と合わせて取得させると柔軟に対応できるようになり、様々な現場で活躍が期待されます。

【今回のまとめ】
建設業は有資格者を抱えたもの勝ち!会社が負担してでも取得させよう
建設業では有資格者が大勢いると常に有利な立場に立てます。様々な資格を取得していてどんな現場にも入れる人も大切ですが、一種類の現場に特化している人でも構いません。資格がなければできない作業がたくさんあるので、この人ならできるということが重要になります。

資格取得は従業員が自発的に取り組むとは限らないので、会社の今後を考えるとコストをかけてでも取得させるのが良いでしょう。コスト負担が大きいのではないかと不安になるかもしれませんが、建設業はファクタリングを使いやすいので安心です。売掛債権があればファクタリングですぐに現金を調達できます。

売上の目処があり資格を取らせたいと思ったけれど、今すぐ技能講習の費用を支払うのはタイミングが悪いこともあります。その際にはファクタリングを活用して現金を手に入れ、資格の取得のタイミングを早めることもできます。

有資格者を早期に増やせば、それだけ受注できる仕事の幅を広げられます。単価の高い依頼を請け負えるようになるので、会社の成長を見据えファクタリングを活用してみませんか。
弊社は事業者様と共に
ファクタリングサービスを通じて
社会へ繋がっていきます。