失敗しないファクタリング会社の選び方やポイントをこっそりお教えします

失敗しないファクタリング会社の選び方やポイントをこっそりお教えします

【記事更新 】

2022/07/05

昨今の厳しい経済情勢の中、中小企業や個人事業主のなかには、経営の存続に苦戦しているところも少なくありません。早急な資金調達が必要になるケースも多々あります。

ここでおすすめしたいのが、ファクタリングと呼ばれる仕組みです。

ファクタリングは、売掛債権を売却することで資金調達を可能にする方法であり、ローンやビジネスローンとは異なるものです。最短即日で売却して資金調達をすることも可能であり、近年注目を集めています。

そして、この売掛債権を買い取る業務をおこなっているのがファクタリング会社です。しかし、ファクタリング会社の中には、悪質な業者もあり、利用の際には注意が必要です。

そこで本記事では、ファクタリング会社選びで失敗しないポイント、悪質なファクタリング業者の見分け方、そしてファクタリング会社を選ぶときのポイントについて、解説していきます。

ファクタリング会社選びで失敗しないためのポイント

●ファクタリング会社選びで失敗しないためのポイントは、主に以下の5つです。
●売掛債権の種類に応じた業者を選ぶ
●実績と口コミが良い業者を選ぶ
●説明や対応が丁寧な業者を選ぶ
●資金繰りや経営知識が豊富な業者を選ぶ
●違法業者に申し込まない

ひとつずつ解説していきます。

売掛債権の種類に応じた業者を選ぶ

ファクタリング会社は、売掛債権の種類によって適した業者が異なります。

例えば、建設会社の売掛債権は、金融機関が買取りにくいため、建設業界専門のファクタリング会社にするケースが多く見られます。

診療報酬や介護報酬なども、それを受け付けているファクタリング会社とそうでない会社とあります。

売掛債権の種類に応じて、適したファクタリング会社を選ぶようにしましょう。

実績と口コミが良い業者を選ぶ

ファクタリング会社の選び方として、GooglemapやSNSなどでの口コミや実績をチェックする方法があります。

ファクタリング会社は、一般的なローンやビジネスローンとは異なり、口コミ情報があまり見つからないケースもあります。

しかし、よく利用されている会社は、ネット上などでの口コミで好評価を受けている会社が多く見られます。まったく口コミのない業者より、利用者がいて口コミもある業者の方が安心です。

また、長年に渡ってファクタリング業務を行ってきたという実績は重要です。

過去に売掛債権を売却した企業や個人事業主の声なども参考にして、実績のある会社を選ぶようにしましょう。

説明や対応が丁寧な業者を選ぶ

ファクタリング会社の中には、説明や対応が丁寧でない会社もあります。

そのような会社を利用すると、契約内容や手数料、資金調達が可能な時期などについて、よく理解できないケースがあります。また、それらについて問い合わせをしても、すぐに返答がないケースもあります。

説明や対応が丁寧でない会社は避けるようにしましょう。

資金繰りや経営知識が豊富な業者を選ぶ

ファクタリング会社の中には、資金繰りや経営知識が豊富でない会社もあります。

そのような会社を利用すると、無理な資金調達を勧められたり、契約内容を誤って説明されたりするケースもあります。

安心して利用するためにも、資金繰りや経営知識の豊富な会社を選ぶようにしましょう。

違法業者に申し込まない

ファクタリング会社の中には、違法な業務を行っている会社もあります。

そのような会社は、申し込みから契約までの過程などにおいて、法律に違反した行為をしているケースもあります。

例えば、契約書には法律で禁止されている条項が書かれている場合や、手数料が高すぎる場合などがあります。このような会社は、この他にも違法な業務を行っている可能性が高いといえます。

あとで述べる悪質業者の見分け方をチェックして、引っかからないように注意しましょう。

悪質なファクタリング業者の見分け方

ファクタリングは違法ではありません。しかし、中には闇金業者のような違法金融業者がファクタリング業者になりすまして営業しているケースもあります。

悪質なファクタリング業者を見分ける方法として、以下の5つのポイントが挙げられます。

HPや所在地が不明瞭

まずは、業者のHP(ホームページ)を確認してみましょう。HPが存在しない場合、業者としては不安が残ります。

仮にHPは存在していても、何を業務としておこなっているか不明瞭であったり、本来正しく記載されているべき会社の基本情報(住所、電話番号、代表者名など)が記載されていない場合、信頼性はかなり低いといえます。

悪質な業者のなかには、記載されている住所が架空のものであるケースもみられます。

登記情報を調べるなどして、住所や会社名で確認することをおすすめします。

手数料が高すぎる

手数料を必ず確認しましょう。例えば、手数料が40%は高すぎるといえます。

闇金業者がファクタリング事業を隠れ蓑に使っている場合もあり、このような高額な手数料を要求してくることがあります。注意しましょう。

担当者が威圧的

ファクタリング会社の担当者が威圧的であるかどうかは、実際に利用するときになってみないと分かりません。しかし、一般的な担当者ならば、丁寧に説明してくれるはずです。

担当者が威圧的に接してくる場合は要注意です。特に、契約を高圧的に迫るような業者は怪しいと考えてください。

分割返済ができる

ファクタリングは貸金とは異なり、法制度上、分割返済は不可となっています。そんななか、分割返済可能をうたう業者が存在します。

可能性として、最初から「貸付」としてお金を渡しており、ファクタリングを隠れ蓑にしている悪質な業者であることが考えられます。

分割返済可能、という甘い言葉にだまされないようにしましょう。

詐欺被害が報告されている

その業者についての口コミを、GoogleMapや5ch、Twitterなどを活用しつつ、よく確認しましょう。

特に、業者名をGoogle検索して、「被害報告」や「詐欺」などといったサジェストワードが出たら要注意です。

【申し込み前におさらい】ファクタリング会社はどのポイントで選ぶべき?

ここでは、ファクタリング会社を選ぶときのポイントについて解説します。ポイントは主に5つです。

債権の種類で選ぶ

まず債権には、確定債権、仕掛債権、給与債権、将来債権、不良債権があります。

確定債権とは、支払いが確定している債務のことです。受注書や契約書などに明記されている債務です。

仕掛債権とは、支払いが仕掛(しかけ)中の債務のことです。請求書などに明記されている債務です。

給与債権とは、給与所得者に課せられた税金や社会保険料などの支払い債務のことです。

将来債権とは、将来に発生する可能性のある債務のことです。賠償責任などにより生じる債務です。

不良債権とは、支払いが遅れている債務のことです。

ファクタリング会社で利用できる債権は、主に確定債権のみです。しかし、近年、将来債権も対象に含む業者が現れ始めてきています。

そして債権の種類によって、扱うファクタリング会社は異なってきます。

債権の種類に合わせて適したファクタリング会社を選ぶようにしましょう。

手数料で選ぶ

ファクタリング会社を選ぶときは、手数料が安い方が良いという意見があります。しかし、安すぎる場合は注意が必要です。

相場からかけ離れていないものが安全と考えられます。なお、相場は二社間で10~30%、三社間だと1~10%程度が通常です。

たとえば二社間ファクタリングなのに手数料が1%など、安すぎる場合は「審査の結果」その手数料よりも高い手数料が提示し直されるケースもあり、注意が必要です。

買取スピードで選ぶ

ファクタリングを利用した資金調達の場合、なるべく早く現金化したい状況にあるのが通常です。そのため、買取スピードは重要です。

最近では、即日買取をうたう業者も増えていますが、実際にどの程度審査に時間がかかるかについては、口コミなどを参考に事前に調べておきましょう。

また、ファクタリング会社に直接問い合わせる方法もあります。

取引方法で選ぶ

ファクタリング会社はオンラインでの取引が増えています。特に、近くに取り扱い店がない場合、オンライン対応の会社の利用を視野にいれてください。

しかし、オンラインの場合、AIの一律審査で審査に落ちることもあります。そういった場合には、対面の会社で利用可能なところを探しましょう。

債権額で選ぶ

ファクタリング会社は買取可能金額にも業者で差があります。特に高額の債権を買取してもらおうと考えている場合は要チェックの項目です。

逆に、債券額が低額すぎることで買い取ってもらえない場合もあります。

買い取って欲しい債権額とファクタリング会社の買取可能額が合致していることを確認しましょう。不明な場合は、ファクタリング会社に問い合わせましょう。

【今回のまとめ】
優良業者を見極めファクタリングの失敗を防ぐ
今回は、ファクタリング会社選びで失敗しないポイント、悪質なファクタリング業者の見分け方、そしてファクタリング会社を選ぶときのポイントについて、解説してきました。

経営者側の状況や、買い取ってもらいたい債権の種類や額に応じて、適切なファクタリング会社を探すことが大事です。

ファクタリングによる資金調達をお考えの際は、ぜひ一度弊社までお問い合わせください。
弊社は事業者様と共に
ファクタリングサービスを通じて
社会へ繋がっていきます。