自営業者OK&審査なしの融資は闇金です|業者の特徴と安全な金策方法を解説

自営業者OK&審査なしの融資は闇金です|業者の特徴と安全な金策方法を解説

【記事更新 】

2023/04/18

注意喚起情報です。自営業者向けに「審査なしで融資を受けられる」「ブラックOK」といった甘い言葉で、融資を持ちかける悪質な人々が増えています。こうした甘言には決して、騙されないようにしましょう。

実際、このような融資の背後には、闇金融業者が関与している可能性が高いのです。自営業者にとって、正規の金融機関からの融資が難しい場合もありますが、闇金からの融資は決して選択肢に入れてはいけません。

この記事では、闇金融業者からの融資について詳しく解説し、自営業者にとって適切な資金調達方法を紹介します。

自営業者OK&審査なしの融資は闇金!?

自営業の場合、金融機関や信販会社からの融資が難しい場合があります。その一方で、「自営業者OK&審査なし」を標榜する融資があります。

実はこれ、背後には違法な融資を行う闇金業者が潜んでいる可能性があります。

闇金業者は「自営業者は融資の審査に通りづらいが、融資を希望する方が多い」ことに目をつけ、「自営業者OK&審査なし」という甘い言葉で闇金に誘導します。

また、闇金とは分かりづらいように、あたかも正規の貸金業者を装って勧誘してきます。このような背景から自営業の方が闇金を利用してしまい、闇金の被害にあうケースがあります。

自営業者を狙う闇金の特徴3選

「自営業者OK&審査なし」を標榜する業者が闇金である場合、正規の貸金業者にはない特徴があります。このような特徴がある融資先に申し込もうとされている際は、闇金ではないか冷静に見極めましょう。

FAXやDMを多用する

自営業者狙いの闇金業者は、FAXやDMを多用して勧誘してきます。

特に、一般的な営業時間外や休日、月末が近いタイミングでFAXが届くこともあります。

このタイミングは自営業者が資金繰りに心を痛めるような時間帯であり、つまり魔が差してしまう時間帯でもあるからです。

また、FAXが多用される理由としては、FAXの受信が確実である、つまり高確率で相手の目に触れることが挙げられます。

高齢者であればメールよりもFAXの方が目に付きやすいでしょうし、業務でFAXを使用している場合は視認される優先度も高くなります。

そして、FAXによる接触は直接電話をかけるよりも警戒されにくく、闇金業者にとっては効果的な手段となっているのが現状です。

さらにいえば、FAXやDMは送信元わからないよう設定もできる場合があるため、警察の追及から逃れやすいという闇金業者側のメリット・事情もあります。

親身になって話を聞くフリをする

「経営が苦しい」「運転資金が必要」「新しいビジネスの立ち上げ資金が必要」など自営業者が抱える問題は様々です。

こうした悩みや問題を抱える自営業者に対し、闇金業者は「あなたの悩みを聞いて解決してあげる」というフリをして接触してくるのもよくあるケースです。

しかし、闇金業者の融資は違法であり、高額な利息や違法な取り立てによって自営業者を破滅させることになります。

融資コンサルを名乗るケースもある

自営業者向けの闇金業者には、融資コンサルタントを名乗るケースもあります。

融資コンサルは、金融機関の審査に通りやすくなる方法などをアドバイスする仕事です。

しかし、融資コンサルと言いつつその実態は闇金業者であったり、闇金へ申し込むようあっせんするケースが0ではありません。

なお、貸金業登録を行っていれば、正規の貸金業者に融資の申し込みを紹介・仲介すること自体は違法ではありません。

そもそも闇金の融資は違法?

闇金の融資は、民法上の不法原因給付にあたり、さらに利息制限法や出資法をはるかに超える利息が要求されるため違法です。無論、貸金業登録も行っていないため、無登録の違法金融業者です。

また、闇金業者は借り手に対して嫌がらせや脅迫、強要を行うケースもあります。会社や家族の安全も脅かされる可能性もあり、この点にも違法性があります。

闇金業者は借り手に対して嫌がらせや脅迫、強要を行うケースもあります。会社や家族の安全も脅かされる可能性もあり、この点にも違法性があります。

闇金を利用するとどのような影響がある?

闇金を利用してしまうと、さまざまな弊害があります。それぞれ解説します。

法外な利息が要求される

闇金からの融資は、高利息が特徴です。利息制限法を超える法外で高額な利息を請求してきます。

そのため、借金が膨らんでしまい、借入期間が長期化するほど、支払わなければならない利息が膨れ上がるため、借金の返済が困難になります。

嫌がらせを受ける

嫌がらせを受けるのも闇金からの融資の特徴です。

返済に遅れが発生すると、嫌がらせや恫喝、暴力行為をはたらく闇金業者がいます。業者により脅し方はさまざまですが、家族や会社・取引先にまで「闇金を利用し、返済していないことを知らせる」といった脅しもあります。

社会的信用を失う

闇金の嫌がらせで、社内や家族に闇金を利用してしまったことが露呈すると社会的信用を失う可能性があります。

特に、社内や家族にまで嫌がらせや脅迫が行われると、そのストレスや苦痛は大きなものになります。

また、取引先にも闇金トラブルが知られると、ビジネスにも影響が出かねません。

闇金から融資を受けた場合の対処法は?

もし、自営業者が闇金から融資を受けてしまった場合、弁護士や警察に相談しましょう。闇金の被害解決のため、闇金トラブルを多く受任している法律事務所もあります。

特に、闇金相談を多く受け付けている法律事務所では、違法な取立てや嫌がらせに対して交渉を行い、場合によっては法的措置を講じることで、闇金被害者の方たちを守ります。

また、多くの相談実績と闇金業者との交渉経験から、闇金に対抗できるノウハウが蓄積されています。

自営業者向けの安全な金策方法

自営業の方は金融機関から融資を受けようとしても審査が厳しく、いざという時、金策に困ることもあります。
しかし、闇金を利用せずに安全に資金調達する方法

金融機関等から融資を受ける

銀行や信用金庫、日本政策金融公庫といった金融機関等から融資を受ける金策方法があります。ある程度まとまった金額を借り入れることができ、比較的低金利になることが見込まれます。

しかし、審査が厳しく、融資実行まで時間がかかることもあります。

また、信販会社や消費者金融のノンバンクにもビジネスローンなど自営業者向けの金融商品が用意されています。こちらはスピーディに借り入れできる可能性がありますが、金融機関等に比べると金利はやや高くなる傾向にあります。

補助金・助成金に申し込む

行政機関の補助金や助成金に申し込む金策方法があります。原則、補助金や助成金は返済しなくていいお金ですので、申請条件を満たす場合は利用したいものです。

しかし、申請条件が厳しく申請しても許可されなかったり、申請されても実際に振り込まれるまで時間がかかります。自営業者にとって役立つ制度ではありますが、早急に金策を行いたい場合には向いていません。

ファクタリングを利用する

1番おすすめしたい金策方法がファクタリングです。

売掛債権の売却であるファクタリングは、融資でもなく、補助金・助成金でもありません。そのため、個人の信用情報や資金の使い道が審査対象になりません。

あくまでも、ファクタリングでは売掛先(取引先)の信用等が重視されます。

さらに、最短即日で売却できるので、申込日の当日に振込を受けることもできます。負債にならず、毎月の返済の必要がないスピーディな資金調達としておすすめです。

【今回のまとめ】
ファクタリングで安全&スピーディな金策を実現!
「自営業者OK&審査なし」という勧誘文句に誘われ、闇金を利用してしまうことはおすすめしません。高額な利息、嫌がらせ、暴力的な取り立てなど、多くのリスクを伴うためです。

しかし、ファクタリングであれば、最短即日で売掛金の現金化が可能です。急ぎで運転資金を用意したいときに役立ちます。

当社は最短即時で、売掛先に知られずにファクタリングをご利用いただくことが可能です。ファクタリング先をお探しの際は、ぜひ当社までお申し込みください。

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