起業・創業して間もなくてもファクタリングは利用できる?│ファクタリング会社が解説します

起業・創業して間もなくてもファクタリングは利用できる?│ファクタリング会社が解説します

【記事更新 】

2022/10/04

会社を起業したり、創業して間もないタイミングで、運転資金が足りなくなり資金ショートの危機に瀕するというケースも最近は多くなってきました。

世界的に経済情勢が不安定であることから、創業時の予測と大きく外れるケースが増えてきているからです。また、銀行融資や創業支援融資に関しても融資を通すまでにそもそも審査があったり、仮に融資の審査に通過したとしても振り込み・融資実行までには数ヶ月単位で時間がかかるケースもあります。

ということで、創業または起業して間もない経営者の方がスピーディーに資金調達をするにはファクタリングという選択肢がおすすめです。

とは言え、創業直後でファクタリングの審査に通過できるのかどうか不安だという方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、起業・創業間もない状況でファクタリングが利用できるのかどうかについてファクタリング会社が懇切丁寧に解説していきます。

【結論】起業・創業間もなくてもファクタリングは利用可能

結論から言えば、起業して間もない、創業間もない企業であっても状況によってはファクタリングが利用可能です。具体的な定義としては設立から3年未満であれば設立間もない企業といって差し支えはないでしょう。

ただしやはり創業年数が浅いとなれば企業的な信用にも関わるため、各種条件がついたりするケースもあります。

なお、スタートアップ支援のお考えもあるのか、創業間もない企業向けのファクタリングサービスを提供しておられる企業様もいらっしゃいます。

起業家がファクタリングを利用する際のポイント

起業家が創業間もないスタートアップステージにおいてファクタリングを利用する際には、いくつかのポイントが必要となります。以下のポイントを押さえて、安全に申し込みできるようにしていきましょう。

必要書類をしっかり用意する

ファクタリング会社から依頼された必要書類は必ず用意しましょう。しっかり用意できないと、そもそも審査ができないなどの理由でファクタリングの審査落ちの可能性がどうしてもあります。

ただし、起業して間もないと決算時期がまだ到来していないなどで、確定申告書類を用意できないケースはあります。そのため必要書類が用意できない場合は、担当者に相談し、代替になり得る書類はないか確認をしましょう。

債権はいくらから買取可能か確認する

ファクタリング会社によって債権の買取金額は変わります。これは審査によっても変わるのですが、そもそも取り扱い可能金額の範囲外であれば、資金調達ができないことになります。事前に状況を説明しておくことで、ある程度目安を教えてもらえる場合もあります。店頭に出向く前・申し込み前に問い合わせるのもよいでしょう。

売掛先の支払い能力を確認

売掛先の支払い能力はファクタリングの審査では重要なポイントです。なければファクタリングの審査に落ちる可能性もあります。

ファクタリング契約後に売掛債権がファクタリング会社に移り、その後売掛先が倒産し、一円も入金がないとその損失はファクタリング会社が被ることになります。そのため、売掛先が期日通りに支払える能力があるかを確認することが重要です。

創業間もない企業がファクタリングを利用するメリット

創業まもない企業がファクタリングを利用するメリットをご紹介していきます。具体的な以下のようなメリットがあります。

入金期日前に現金化できる

創業まもない場合、資金繰りが潤沢でない場合が多いため、入金期日よりも早めにできることは非常に大きなアドバンテージとなり得ます。手数料はファクタリング利用によって多少差し引かれるものの、それでもやはり入金期日前に現金が手元に入ってくるのは、非常に大きな要素と言えるでしょう。

取引先にバレない

2社間ファクタリングの場合、ファクタリング会社と自社だけが利用を知っている状態です。これは契約形態上取引先に連絡をする必要はなく、承諾も必要ないためです。よって2社間ファクタリングを利用した場合、ファクタリング利用の事実が取引先にバレずに事を終えられるというメリットもあります。

信用情報は審査に影響ない

信用情報に関しても審査に影響することは、まずありません。というのもファクタリングの場合あくまでも重視されるのは取引先の支払い能力や請求書そのものの「信用度」となります。

よって自社の信用情報・代表者の個人信用情報が審査に影響を及ぼすことはほとんどありません。むしろ個人信用情報だけで審査落ちとなるケースはない、と言ってしまっても良いでしょう。

借入金にならない

ファクタリングは借金ではないため、帳簿上も借入金になりません。売掛債権の譲渡に当たります。

株式に影響がない

株式に影響がないのも大きなメリットとなります。というのもエンジェル投資家やベンチャーキャピタルによっては出資や融資を行う代わりに、自社から取締役を投入したり経営権を一部譲渡させるといったケースもあるでしょう。

特に起業間もない起業家の方は、ベンチャーキャピタル(VC)やエンジェル投資家が介入しているケースもあり、こういった場合には融資を受けることを厳しく制限されるケースもあるでしょう。

このような時にある程度使い勝手が良いのは、ファクタリングのような売買契約となります。

ファクタリングの活用方法

それではファクタリングの活用方法にはどのようなものがあるでしょう。以下で詳しく見ていきましょう。

資金繰りに充てる

創業間も無い企業は資金繰りに悩まされることもしばしばです。よって、ファクタリングを利用して資金繰りを良くしようと考える企業も増えています。

なぜなら、ファクタリングは借金ではなく、借入金であるため、借入金を増やす心配もないからです。

設備投資に充てる

設備投資に充てるのも一つの手段です。設備が良くなれば作業効率が上がったりより良い品質のものを作れるようになります。

事業投資に充てる

事業投資とは、事業への投資によって利益をあげる投資方法です。企業の買収、株式の購入、出資などのさまざまな形式があります。
事業投資により、利益を上げることもできますし、会社を大きくするための一つの手段となります。

ファクタリングを利用する際の注意点

ファクタリング利用の際の注意点について最後に解説していきます。以下の注意点をよくお読みになってファクタリングを申し込むようにされるとよろしいでしょう。

手数料を確認する

まずは手数料の確認が最重要ポイントとなります。ファクタリングの利用には原則として手数料がかかります。
手数料によって、手元に残る金額が変わるので、申し込み前にきちんと確認しておきます。

振込実行までの日数を確認する

ファクタリングを利用する際には、振り込み実行までの日数を確認しておきましょう。
1日でも早く振り込みしてほしい場合は、振り込み実行までの日数は最短即日のケースも多いので、申し込むファクタリング会社を選びましょう。

ノンリコースか確認する

現在、ノンリコースファクタリングが主流です。リコースファクタリングとなると融資という扱いになるので、申し込みには十分注意しましょう。

【今回のまとめ】
起業・創業間もない資金調達にはファクタリングを利用!
ファクタリングとゲームは長年授業を継続している企業のみが使えるといったイメージがついてまわります。しかし実際にはそうではありません。起業当初の方であっても創業間もない企業であっても資金調達にファクタリングを利用することは不可能ではありません。確かに審査上いくつかの制約や条件がつくことがあります。

ただしファクタリング会社によっては相談の上で、創業初期であってもファクタリングが利用でき、また条件もある程度相談に乗ることができるケースもあります。

当社であれば最短即日のファクタリングをご提供しております。また、何かと人生経験豊富な当社スタッフが事業所のお悩みやご相談を雑談ベースでお伺いすることもよくあります。

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